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46年間の結晶が詰まるフレーム&ボディー
万能ボディーに特別仕様を追加した最終生産記念車 J55最終生産記念車のボディーには、この車両にだけ施された仕様の変更がいくつか挙げられる。それは、防錆鋼板の採用、中塗り塗装の追加、専用ボディーカラーの採用、ボディーカラー同色ホイールの採用、アンダーコートの塗布、ストライプデカールの廃止などである。 これら全ては、ユーザーに三菱ジープを末永く乗ってもらうための装備だ。ちなみに、ボディーはウラルベージュというカラーだが、一般的にはサンドベージュと呼ばれており、4×4ユーザーの中でも一目置かれる渋目のカラーである。 ジープのボディーは、柔軟性に富んだラダー形状のフレームと組み合わされるため、強固ではあるが柔軟性も持ち合わせている。そのため、悪路走行等における柔軟なフレームの捻れによって起こるボディーのズレを吸収するフードラッチなどが採用されているのだ。またジープは、シートを含めて車内を直接水洗いすることが可能になっており、それに対応するためフロア面には大きな水抜き穴が開けられている。それ以外にも、泥詰まりなどがないようにクリアランスが充分取られたフェンダーなど、各部にリアルオフロード車としてのアイデアが溢れる。 柔・剛・汎用性を満たしたラダーフレーム ジープの生い立ちを辿っていくと、設計段階で“軽く強く”することも念頭に置かれていたようである。その結果、フレームはメンバーが無駄なく配置されている。さらにラダー(梯子)形状のフレームは、ある程度耐久性や強度を高めても、捻れなどの柔軟性が失われないため、特装ボディーなども容易に架装できる意味からも、実用的なオフロードカー用のフレームとして打って付けの構造であった。 3.8mm厚のサイドメンバーは713.6mm幅にレイアウトされ、フロントエンドクロスメンバー、クロスチューブ、センタークロスメンバー、リアクロスメンバー、リアエンドクロスメンバーで構成されている。サイドメンバーは軽量なコの字形鋼材だが、強度を必要とする部位には、軽量化のためカルメ穴が開けられた補強プレートが追加されている。また特徴的なのは、V形をしたリア・リーンホースメントで、トレーラーなど重量物を引く際、リアエンドクロスメンバーだけにストレスが集中するのを防いでいる。 強度が落ちるほど軽くせず、必要充分の強度が与えられているのが、ジープに採用されたフレームである。
フロントエンドクロスメンバー リアエンドクロスメンバー 車台番号 閉断面フレーム ボディーマウント |
| フレーム | |
| 型式 | はしご型 |
| 断面形状 | チャンネル型 |
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リア・リーンホースメント |
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