FRONT VIEW
無駄のない機能美が存在

設計段階で完成されていた“顔”

三菱ジープ  ジープの顔と言えば、縦スリットの入ったこの顔である。現在までこのジープ顔をかたくなに守ってきたのは三菱ジープだけで、本家のジープですら面影を残す程度になってしまった。

 ちなみに1953(昭和28)年、その顔に大きな修正が加えられている。それまで心臓部に収まっていた「ゴーデビル」よりも、エンジン全高が150mm高い「ハリケーン」が搭載されたことにより、グリルが縦方向に延びたのだ。しかし全体のイメージは、しっかりと踏襲されている。これを、進化していないと陰口を叩く者もいたが、少なくともマニア間では“顔”の変更は望まれていなかったことは確かだ。

フロントグリル
CJ3Aから7本スリット(MB/GPWは9本)を守り続けたフロントグリル。シールドビーム式ヘッドライトは中央部に寄せられ、枝等が当たって破損するのを避けている。また976mmと高位置に装着され、深い草地などでも前方を照射することが可能。

フロントグリル&プレス痕


グリルのプレス痕
フロントグリルの下部には半円形のプレス痕がある。これは以前、オプション設定されていたPTOウインチ用で、装着車はここが切り抜かれ、ウインチ用のプロペラシャフトが貫く。

フロントウインドシールド
フロントウインドシールド前方に倒れるフロントウインドシールドは、自衛隊車両がそうであるように、車両のシルエットを低くするためと、銃火器の使用が考慮されていた頃からの名残だ。また前モデルのJ53までは助手席左下が払拭できない2連装ワイパーだったが、このJ55は自動車安全基準の規制項目に適応させるため、払拭面積の広い3連装ワイパーが装着されている。なおウインドゥ下のセンターベンチレーターは、室内のレバーを操作して直接開閉する。



ヘッドランプ


ヘッドランプ 75/55W×2





項目 標準値 限度値 備考
エーミング調整 上下方向 水平より下向き25'(22mm)

( )は3m前方における
主光軸の振れ寸法を示す

左右方向 左側ヘッドランプ 進行方向に平行(固定)
右側ヘッドランプ 左方向に15'(13mm)
光度測定 cd

1灯につき
15,000

高照度ゾーン中心の光度


フロントコンビネーションランプ
仕様

フロント
コンビネーション
ランプ

ターンシグナルハザードランプ 25W×2
クリアランスランプ 5W×2
ロングパーキングランプ


FRONT VIEW


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